RAID Basics


SCSI to IDE RAIDシステム
SCSI to IDE RAID システムとは、安価なIDE/ATA(AT Attachment)ドライブを使って構成するRAIDシステムです。
 

IDE RAIDは、コストパフォーマンスの高いIDE/ATAドライブを使って構成するRAIDシステムです。一般的には、IDE/ATAコントローラとソフトウェアを組み合わせたものや、IDE/ATAコントローラにハードウェア的にRAID機能を持たせた製品があります。


RAIDとは

RAIDとは、複数台のディスクドライブを利用して、ディスクの容量や高速性、信頼性を向上する技術で、従来は、SCSIドライブ等を使って構成するのが一般的でした。これは、ドライブの性能や容量、接続可能なデバイス数の点でSCSIドライブの方が有利であったことに起因します。しかし、近年はSCSIならではのメリットは薄れ、代わって、IDE/ATAのコストパフォーマンスの高さが際立つように様になってきました。RAIDシステムにデータを書く場合、同時に冗長データを記録することで、ハードディスクが故障しても冗長データより失われたデータを回復することが可能となっています。この冗長データの生成・配置方法により、RAIDは幾つかのレベルに分類されます。




RAID 0(ストライピング)最低必要ディスク数 2台

 RAID 0は単純にハードディスクを集合したシステムであり、並列に繋がれた複数のディスクにデータを分割して記録します。インストールした分のハードディスク容量が確保ができ、パフォーマンスも向上します。データアクセスが速い為、マルチメディアコンテンツ作成・ビデオ編集等の一時的にデータを高速に処理する必要のあるアプリケーションにおいて威力を発揮します。しかしデータの冗長性がないためハードディスクに問題が生じてもデータを復旧することは出来ません。



RAID 1(ミラーリング)最低必要ディスク数 2台

 RAID 1はデータを記録する際に、同一データを2台のディスクに記録します。このため記憶容量はインストールしたハードディスクの半分になりますが、冗長性はRAIDレベルの中で最も優れています。基本的に高速アクセスを行うための仕組みはありません。データ消失が許されない大切なデータを扱うシステム等に使用されます。



RAID 0+1(ストライピング+ミラーリング)最低必要ディスク数 4台

 RAID 0+1はRAID 0とRAID1を組み合わせて、パフォーマンスと安全性を同時に向上させます。2台のハードディスクでストライピングを行い、2台⇔2台でミラーリングを行います。記憶容量はインストールしたハードディスクの半分になります。いずれかのハードディスクが故障してもデータは問題なく読み出すことが出来ます。データ消失が許されず、パフォーマンスもある程度必要なシステムに適しています。



RAID 3(ストライピング+パリティ)最低必要ディスク数 3台

 RAID 3はデータをバイトもしくはビット単位に分割して複数のハードディスクに並列に書き込むのと同時に、パリティデータを個別のハードディスクに書き込む方法です。このためストライピングによる高速なアクセスが可能となりますが、パリティ用のディスクが固定であるため、書き込みが集中するとパフォーマンスは悪くなります。記憶容量はインストールされたハードディスクの総数マイナス1台になります。ディスクに障害が生じても残りのディスクとパリティディスクよりデータの復旧が可能となります。



RAID 5(ストライピング+パリティ)最低必要ディスク数 3台

 RAID 5はデータをブロック単位(セクタの倍数)に分割し、複数のハードディスクに並列に書き込むのと同時にパリティデータもハードディスクに書き込みます。RAID 3がパリティデータ専用のハードディスクであったの対し、RAID 5では特定のハードディスクに固定されていません。この為一台のディスクにアクセス集中が起こらないため、RAID 3ほどパフォーマンスの劣化はありません。記憶容量はインストールされたハードディスクの総数マイナス1台になります。ディスクに障害が生じても残りのディスクとパリティディスクよりデータの復旧が可能となります。



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